ツイッターで紹介されていて読んだ。とても面白かった。これは社会学、ドキュメンタリー、コミュニケーション、推理小説、サスペンスに興味がある人が読むと楽しめると思う。
この本は過去にアメリカなどで起こったショッキングな事件などから、他人を疑う事の難しさ、普通じゃない振る舞いがどんな顛末をもたらすか、他人を疑う事の社会的な危険性、いかに私たちは周りの環境や条件に左右されやすいか、どうそれらに介入して犯罪を防ぎうるか、などが具体的な事例と研究を元に詳しく掘り下げられている。
単にノウハウが知りたい人には冗長に感じられるだろうが、筆者が書きたいテーマを書ききるにはこの長さが必要で、映画を見ているように最後にこれまでの話がつながる。
得られた知識を箇条書きにすると以下のような感じ。
・自殺などの行動は周りにそれが行いやすい環境・場所が整うと起きるので、それらの結びつきを意識する
・犯罪も起きやすい場所=ホットスポットに集中して起きるので、そこに集中的に介入することで発生件数を下げることができる
・犯罪の抑止の介入のやり方を間違えるととんでもないことになる
・人は他人を信じることをデフォルトの動作として組み込まれているので疑うにはきっかけが必要
教えてくれたツイート
https://twitter.com/BookloverMD/status/1373378540213739520